【この世界の片隅に】映画も漫画も最高傑作。悲しい戦争物語なんかじゃない!

今期の映画の話題作、「この世界の片隅に」はもうご覧になりましたか?

わたしは、今まで見た映画の中で、トップに君臨するのではないかというくらい、強い衝撃を受けました。

この映画を見る前に「絵を描くのが好きな女の子が戦争で右腕を切られちゃうヤツだよ」と聞いたので、悲しくて見るのが怖かったんです。

でも実際腕切られたわけじゃないし!誰だこんなデマをわたしに吹き込んだのは!そしてもっと早く、劇場でちゃんとみればよかった!!!!

映画を見てすぐに、原作の漫画も買いました。

プラモン
プラモン
それでは「この世界の片隅に」の魅力をお伝えするよ。

「この世界の片隅に」6つの魅力

書きたいことは山ほどあるのですが、思いっきりネタバレしてもいけないので、まだ映画をご覧になっていない方におすすめしたい魅力をご紹介。

ややネタバレあります!

前知識無しに映画を見たい方はご注意ください!

 

他にもいますが、今回ご紹介するのはこの人たち。

登場人物

  • すず…主人公。呉という地域に周作の嫁にくる
  • 周作…すずの夫
  • お義姉さん…周作の実の姉
  • 水原さん…すずの幼なじみの水兵さん
  • リンさん…遊郭で働く女性

 

1:映像の美しさ

画面全体が柔らかい印象。

何回かすずが絵を描くシーンがあるのですが、その絵がとてもキレイ。おすすめは物語の序盤の「波のうさぎ」の絵。夕焼けを写し、オレンジ色に染まる海。

右腕がなくなってしまったときの描写は圧巻。漫画では見られない表現なので、一見の価値あり。

 

2:主人公すずの明るく前向きな性格

なんてったって、主人公のすずがとても魅力的

明るくてポジティブで。普段はおっちょこちょいですが、ある時にはとても色っぽい。女性らしく、すずのことを嫌いになる人なんかいないんじゃないかってくらい。

しかし、物語後半にかけてみせる心の闇や葛藤や本音に、人間らしさを感じます。

戦争によって厳しい生活を強いられても、あらゆる工夫で家族を暖かく支える。そんな姿に心打たれます。強い女性です。

 

3:すずと周作のキュンキュンする恋物語…と、三角関係

すずと周作の出会いは子供の頃。詳しくは書かないのですが、ある出来事で出会い、おそらく周作はその時にすずに一目惚れしたのだと思います。

その何年後かに、周作がすずを探し出して嫁にもらう。すずは周作のことを何も知らないでお嫁に行ったので、無骨なお見合いみたいなもんです。

それから少しずつ周作のことを好きになるすず。

徐々に距離が近くなってくる周作とすずにキュンキュンせずにはいられない!!

しかし、そこに現れるすずの幼なじみの水原さん。

すず、周作、水原さんの三角関係の結末やいかに?!

昼ドラみたいなぐちゃぐちゃな感じではないので安心してください。爽やかです。

わたしは断然周作派です。

 

4:すずとお義姉さんの関係

お義姉さんは、娘の晴美を連れて北條家(周作の家)に出戻ってきます。

お義姉さんは最初はすずに嫌悪感むき出しなのですが、それがどんどん…?詳しいことを書きたいけれど、すずとお義姉さんの距離が近づいていく過程をぜひ映画を見てほしい…!!

お義姉さんのこと、最後にはきっと好きになるはず。

 

5:「のん」の声がすずにぴったり!映画の世界にのめりこめる

のん、つまり能年玲奈さんの声がすずにぴったんこです。やばいです。

物語の終盤にかけて、どんどん良くなっていく感じ。すずのイメージ通りの声なので、違和感なく物語にのめり込むことができます。

個人的には、「この世界の片隅に」の声優さんたちはどの方も、演じている役にぴったりの声です。すずの妹のすみちゃんの声も良い

全く関係のない話ですが、「ミニオンズ」のグルーの吹き替え、笑◯亭鶴瓶の声は合ってなさすぎでした…

 

6:コトリンゴの音楽

「この世界の片隅に」を一層盛り上げてくれるのが、コトリンゴの音楽です。

さっきからぴったりぴったりうるさいですが、コトリンゴの曲もこの映画のイメージにぴったり。

懐かしくて、切なくて、思わず涙が出てしまうような繊細なコトリンゴの声。

ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」をカバーし、それをオープニングに持ってくるなんて。元の曲ももちろんステキですが、コトリンゴのカバーも超ステキ。

コトリンゴの「みぎてのうた」「たんぽぽ」、ぜひ聞いてみてください。

この曲を聞くと、心がきゅーっと締め付けられる感じがして、最後まで聞くのが辛い。物語を思い出してしまう。

オリジナルサウンドトラックもあります。

リンさんって一体…?

映画では遊郭で働くリンさんとの関係はあまり語られませんが、漫画ではバッチリ描かれています

ここからネタバレ含みます!

リンさんはなんと、すずより前に周作と関係を持っていた。周作はそれをすずに隠しているのですが、すずがひょんなコトからそれに気付いてしまう。

リンさんには敵わない、とすずは悩みますが、すずなりの方法でその事実について納得していきます。

これは絶対に漫画を読んだほうがいいです。他の細かい描写も面白い。

 

最後に

よく言われるのが、「漫画や小説を映画にすると質が落ちる」。「この世界の片隅に」は、そんなことは全くありません。

映画を見てから漫画を読んでもいいし、漫画を読んでから映画を見てもよし。

わたしはU-NEXTで「この世界の片隅に」を見ました。 31日間無料トライアル中。

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※「この世界の片隅に」は追加料金がかかる場合があります

戦争という世の混乱期に確かにそこにあった、普段の日常。その日常を切り取った作品です。

映画だけでも十分楽しめますが、より深くまで物語を知りたい方は、ぜひ!!!漫画も読んでみてください。

プラモン
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「この世界の片隅に」の余韻は1週間は抜けません。独り占めしたいくらい、最高の作品です。
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このブログを書いてる人です。幼少期からイラストを描いたり、ものづくりが大好き。 商品デザイナとして就職。退職後はイラストレーターとしてお仕事をしています。イラストやデザインのほか、好きな文房具や手帳などの情報を配信中。